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曲線の壁がもたらしてくれるもの 価値について

曲線の壁がもたらしてくれるもの

インテリアで曲線の部屋、つまりカーブした壁がある部屋で良いことがあります。

1,まずはカーブの壁の見え方です。

カーブした壁は光を美しくグラデーションして映し出すため、日々の生活のなかで、陽の光・植物などの影・月明りや・照明の色などが映し出されたりすると、とてもアーティスティックな雰囲気を醸し出すのです。別の言い方をすれば、抽象的な詩的な光景を日常にもたらしてくれるのです。これは、生活している際にふと至福を感じることができます。それは豊かな価値なのです。

また、カーブな壁は背の高い家具などは置かないことが多いため、余白になり、この余白こそが日常の生活で大切で豊かなものになります。写真でも後ろがごちゃごちゃしているよりも、シンプルで余白がある方が、より人は浮き上がりますよね。

シンプルな暮らしには、シンプルな壁が必要なのでは?と考えられます。

2,次に、カーブな壁がもたらす領域性(より高度なお話)

カーブな壁は部屋のゾーン(領域)を曖昧に感じさせてくれます。ストレートな壁ですと比較的かっちりゾーン(領域性)が別れがちです(分節)。ですから、カーブな壁はゾーンごとが曖昧に感じさせるため、部屋に一体感を感じさせる効果があるのです。

曲線の壁は使いにくいとか、家具が配置しづらいと、ネガティブな言動をたまに聞いたことがあります。

本当にそうでしょうか?

おそらくその答えは、

生活の中の空間に、自分自身が「なにを価値として求め必要とするのか?」を自身で見極めることだと思います。

寝るためだけであれば、わざわざカーブの壁の部屋にいる必要はないですよね。

そこまでいかなくても、部屋の間取りは機能的でのみありたい、まっすぐな壁にただ収納家具を置いて収めたいという生活も普通にあります。

つまり部屋や空間性の質までは求めない・こだわらない、という考え方であり、そういう人が普通であり、大半です。それはそれで良いのです。

昔は筆者もそうでした、大学で建築を学びそこでの学びで空間の世界を知りました。

一方で、日々の生活に少しでも美を感じるひと時があれば、家にいることも気持ちがいいと思えるところを住まいにしたい。日常で詩的な感覚を感じて住みたい。

そういう価値をどちらに置くか、という感じで、「ストレートな壁」も「曲線の壁」もその人、その時々で決めていくものだと思います。

くぼみアパートメントにはそういうデザインが好きな人が集まるのだと思います。空間やインテリア、佇まいの質にこだわらなければ、わざわざここに住まないと思います。

それゆえ、住む方は比較的価値観が近い人、重なる人が集まるはずです。きっと気も合うでしょう。コミュニケーションが発展するような関係が生まれればと思います。

くぼみアパートメントの色や光の追憶

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